根管治療は虫歯の部分を削るだけでは済まない

今まで歯医者にかかったことのない人は、アニメやドラマなどで見る治療の姿が真実だと思っているかもしれません。たとえば、ドリルのような器具で歯を削り、患者が痛い痛いと泣き叫ぶようなものです。あの治療は基本的に「根管治療」と呼ばれます。経験したことのない人は、虫歯の部分を削るためにドリルを使っていると思うかもしれませんが、それは半分当たっていて半分は違います。虫歯の部分を削ってきれいにしたあと、歯の神経を取るために歯の根まで穴を開けているのです。

麻酔が効く人なら痛みはほとんどない

では、アニメやドラマで見るようにドリルで削られると痛いのでしょうか。まず、痛みですが虫歯の進行具合と麻酔の効き具合によってだいぶ変わってくるでしょう。虫歯による炎症がさほどひどくなく、麻酔がよく効く人であればおそらく痛みは0に近いです。しかし、炎症がひどい上に麻酔が効きにくい人だとかなり痛いかもしれません。しかし、その場合は歯科医が麻酔を追加してくれるので、やがて痛みは感じなくなる可能性が高いです。

歯の根まで穴を開けて神経を取り除く

歯の根まで穴を開けて神経を掻き出したら蓋をします。そして、差し歯をかぶせて治療は終わりです。根管治療は、もし麻酔なしで行えばアニメのように患者は泣き叫ぶことになると思いますが、そうでなければあんなに痛く感じる治療ではないので、もし、初めて歯医者に行って差し歯を入れてもらうという場合でも、そんなに怖がる必要はありません。ドリルで削られているときも、その感覚は嫌なものかもしれませんが、痛みはほとんどないでしょう。

根管治療は歯の神経の治療です。歯髄と呼ばれる神経が虫歯や感染で傷んでしまった場合は除去する必要があります。そして除去したところを消毒して詰め物をします。歯を残すために大切な治療法です。